錦湖MITSUI化學

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IPC

カタログ

製品の特性

IPCは高純度に精製された塩化イソフタロイルで、常温では白色結晶性固体だが、液状のときは水のように透明で、特に防炎、耐熱性、耐化学性、柔軟性などの物理的特性に優れるメタアラミド樹脂の主原料として使用される。

製品規格
테이블
項目 評価方法 単位 結果
純度 WT% MIN. 99.85
IPC WT% MAX. 0.05
OTHER IMPURITIES WT% MAX. 0.1
一般物性
테이블
項目 単位 結果
製品外観 白色固体
沸点 276
氷点 43
蒸気圧 (25℃) mmHg 0.03
引火点 156
分子量 g/mol 203

化学構造

IPC

保存及び取り扱い

IPCの場合は水分が保存容器に入り込まないように格別の注意を払い、乾燥窒素ガスで容器を密閉する。IPCを使って作業する場合は適切な安全装具を着用し、排気装置が取り付けられている場所で作業する。作業中は目や皮膚との接触を避け、粉塵とエアロゾルが生成されないように注意する。作業後は必ず石鹸と水で洗い、汚れた作業服は必ず洗ってから着用する。

安全及び健康

皮膚に接触すると火傷を引き起こす場合があり、目に入れば激痛がして損傷や火傷を負うおそれがある。また、粉塵などを吸い込んだ場合、粘膜組織と気道上部組織に非常に有害で、飲み込んでしまった場合は火傷を招く。皮膚に接触したら汚れた衣服と靴を直ちに脱いで石鹸と水で十分に洗い流し、医師の検診を受けなければならない。また、目に入ったら多量の水で15分以上洗浄した後、医師の診療を受ける。粉塵などを吸い込んだ場合は空気の新鮮な場所に移して安静と保温に努め、必要に応じて人工呼吸をする。飲み込んでしまった場合は吐かせようとせず、意識がない場合は絶対に何も食べさせてはならず、水で口をすすいで医師の検診を受けなければならない。火気に注意しなければならず、消火時に必要な場合は自給式呼吸装置を着用し、水、耐アルコール性泡沫、乾燥化学物質または二酸化炭素による消火が適している。

製品包裝

IPCはバルク供給

応用分野

IPCは主に特殊素材であるメタアラミド樹脂の原料として使用され、一部安定剤や反応遅延剤などにも使用される。 特に、IPCで製造されたメタアラミド樹脂の場合、柔軟でありながらも400℃以上の高温に耐えられ、連続的にも200~210℃まで使用でき、耐熱性が非常に優れている。また、難燃特性にも優れており、燃焼時の有毒ガス発生量が少ないため、防火服や高温集塵用バッグフィルター、電気熱伝導材など、産業分野で広く使われている。